新味覚の餃子と牛乳

メニューは焼き餃子のみ!!創業から半世紀以上続く四日市の餃子専門店「新味覚」

新味覚 本店 / 三重県四日市市
2020/11/21 B! 0 f 0 t 1

四日市で60年以上の歴史のある老舗餃子専門店「新味覚」に行ってきました。

地元では有名な新味覚。OPEN30分前に到着しましたが、すぐに店前に行列ができていました。

新味覚の外観

メニューは焼き餃子のみ!!餃子に100%こだわった餃子専門店

餃子「専門店」なる言葉はよく耳にしますが、新味覚はドリンク以外のメニューは本当に焼餃子(460円)のみという他ではなかなかお目にかかれない潔いメニュー構成です。

新味覚のメニュー横に書いてある餃子の注文の仕方

カウンター横に「お代わりの仕方」が書いてありました。なるほど、素晴らしい餃子集中システムです。

「作りたて」「焼き立て」「できたて」のこだわり餃子に舌鼓

新味覚の餃子1皿目

注文して1〜2分ですぐに餃子が出来上がってきます。焼き立てで香ばしい香りがたまりません。

新味覚の餃子の餡の様子

餃子の餡はキャベツ・にら・玉ねぎ・たまご・豚肉・にんにくという構成、餡は下味が薄めに作られており野菜が多くさっぱりと軽い後味です。飽きがなく軽いからどれだけでも食べられそう。

新味覚では”鮮度”に強いこだわりを持ち、野菜は季節により一番美味しいものを使用できるように産地を変えているとのこと。

そして、その新鮮な素材で朝から仕込みを行い、その日の内に売り切る。次の日に素材を持ち越すことは一切していないという”鮮度”への徹底ぷりには脱帽です。

新味覚の皮がぱりっと焼かれた餃子

皮は少し厚めでよく焼いてある面はパリッとそうでない部分はもっちり感が楽しめます。一人前は餃子8個で、浜松餃子より大ぶりで一人前でも満足感があります。

特製刻みニンニクラー油でガツンとパンチを効かせて食べる

カウンターには餃子タレと酢の他に、特製刻みニンニクラー油が卓上においてあります。

最初はノーマル餃子を味わい、途中からこの特製刻みニンニクを参戦させるのが新味覚の楽しみ方です。

新味覚のにんにくたっぷり特性ラー油

この特製刻みニンニクラー油をつけることで、あっさりだった餃子にピリッとした辛味とガツンとした旨みがさらに加わり、パンチの強い餃子にシフトチェンジされます。

新味覚の餃子をタレにたっぷりつけた様子

ニンニクは生なので、次の予定がある人は注意が必要ですが、是非これでもかとたっぷりつけて食べてもらいたいです。これは美味しい!

意外な組み合わせがあう!牛乳と餃子のマリアージュ

ドリンクメニューで目立つのはなんと「牛乳」

新味覚で注文できる牛乳

この牛乳は三重県を代表するブランド・大内山牛乳でとのこと。

新味覚の餃子と牛乳

餃子の塩気とニンニクラー油を牛乳がまろやかに包み込むせいか、口の中の油切れがよく、飲み終わった後は口の中がさっぱりしていい感じでした。

確かに牛乳には消臭作用があると言われているので餃子店で出すドリンクとして理にかなってます。意外な組み合わせだけど”あり”です。

食べた枚数は点棒で計算

新味覚の餃子おかわり2皿目

2皿目も皿を上げると1〜2分で提供。このスピード感すごいです。四日市のファーストフードはここにあり。

新味覚のカウンターに置かれる麻雀の点棒と牛乳のフタ

食べ終わった皿の枚数はなぜか点棒で計算されます。1本1皿。面白いですね。

四日市のファーストフードにしてソウルフードここにあり!

新味覚のマスコットキャラクター人形と垂れ幕

カウンターの店内は次から次にお客さんが訪れ、店の勢いは留まるところを知らず、みんな餃子を食べていました。

お持ち帰りもできるので、食べながら持ち帰り用の餃子を注文していく方も多くいたのが印象的でした。

美味しいものには必ずその理由があり、こだわりがあり、コンセプトがあり、世界観がある。味はもちろん独自の文化やこだわりが味わえる楽しく面白い体験でした。また来ます。ごちそうさま。

お店情報
店名
新味覚 本店
HP
https://www.shinmikaku.com/
住所
三重県四日市市久保田2-10-1
電話番号
0593-53-1724
営業時間
11:30~18:00
定休日
月曜日、第3月曜日・火曜日
席数
カウンター19席(カウンターのみ)
駐車場
あり10台くらい
カード
不可
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